エジプト政府と日本政府が締結した「エジプト?日本教育パートナーシップ(EJEP)」に基づく人材育成事業の一環として、9月26日から10月3日にかけてエジプト看護管理研修員10名が、本学及び上越地域の病院?施設を訪問し、地域のくらしを支える医療?保健?福祉における看護管理について、研修を行いました。
本研修は、『看護職のリーダーシップ?管理能力の改善』を目的として、佐久大学が受託した事業に本学が協力したもので、昨年に引き続き2回目の受け入れになります。
本学においては、よさこいサークルと4年生有志による歓迎セレモニーや「看護管理学」の講義に参加したほか、県立中央病院、上越地域医療センター病院、上越市福祉交流プラザ、オーレンプラザこどもセンターを見学しました。
歓迎セレモニーでは、「よさこいサークル」による演舞を披露したあとに、研修員に演舞のレクチャーをしました。
さらに、4年生「看護管理学」の授業に参加し、看護職者のキャリア開発について意見交換を行いました。
県立中央病院では、上越地域の基幹病院としての役割、看護師のキャリア形成の実際、地域連携センターの役割を学んだほか、師長業務のシャドーラーニングを行いました。
上越地域医療センター病院では、上越地域の在宅医療の中核病院としての役割や県立中央病院との連携、看護師の目標管理の実際、多職種連携カンファレンスの実際を学びました。
上越市福祉交流プラザでは、市の病後児保育事業やすくすく赤ちゃんセミナー(妊婦と家族への育児支援)の実際を学び、オーレンプラザこどもセンターでは地域の子育て支援拠点としての役割を学びました。
休日は「上越市立水族博物館 うみがたり」を見学しました。
歓迎会では昨年に引き続き、「越後上越 上杉おもてなし武将隊」をお呼びし、上越地域の歴史?文化を披露しました。