前日(勤務時間のあと)、事務職員が自宅から持ち込んだ除雪機でグラウンドに雪山を作りました。
高さにして約2メートルです。
この日の積雪量は10cm程度しかなかったため、雪を集めて積み上げるまで2時間かかりました。
この日は土曜日でした。
10時30分に集合、作業開始です。
冬の高田にしては珍しく、よく晴れた日であり、絶好の「かまくら日和」でした。
集まったのは教職員の有志5人。自称『かまくらつくり隊』。
当初、雪を掘り出す作業は30分程度で終わると考えていましたが、実際は2時間半ほどかかりました。雪が思いのほか硬かったのです。この日も自宅から持ち込んだ除雪機を使い、まずは入口を作りました。
その後、5人で交代しながらかまくらの内部へと掘り進んでいきます。
剣先スコップ(先がとがったスコップ)で
ないと掘り進めることができません。
作業開始30分後。
入口らしくなってきました。
2時間半後、ようやく大人5人が同時に入ることが出来る空間ができあがりました。
中にテーブルと椅子を設置し、完成です。
国家試験の勉強に励んでいる学生たちに声をかけたところ、10名ほどが来てくれました。
学生たちは、かわるがわる中に入り、楽しんでいる様子でした。感想を聞いてみると「新鮮だった」「自分も作業に参加してみたかった」とのこと。学生たちに喜んでもらえて、なによりです。
学生たちが来てくれました。
中は案外快適です。
かまくらは時間が経つと雪が融けて天井が崩れてしまいますので、中に人がいた場合、1トン近い重さのある雪に埋もれてしまう危険性があります。
なので、残念ですが、安全のために最後は崩しました。
完成まで2時間半、楽しんだのはわずか30分でしたが、童心に返った冬のひとこまとなりました。
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崩さなければなりません。