生命の尊厳を基盤とする豊かな人間性と、自己及び他者への深い洞察力をもって自己成長への志向を育むとともに、看護学を構成する基礎的?先進的な知識と技術を教授することにより、多様に変化する人々の健康と福祉のニーズに柔軟に応えうる人材を育成し、「地域文化に根ざした看護科学の考究」を進めることを目的としています。
この理念を達成するため、下記の7つの教育目標を掲げています。
(1) 生命の尊厳を感受し、深い洞察力に根ざした倫理観を培い、人々の喜び、痛み、苦しみに共感する能力を養います。
(2) 多様な健康状態にある人々と関わることのできる基礎的な専門知識と技術を修得して、根拠に基づいた実践的課題対応能力を養います。
(3) 地域の生活文化を理解し、地域の人々に寄り添い、地域の人々と共に健康で、穏やかに暮らし続けることを目指し、地域に貢献する能力を養います。
(4) 社会情勢の変化や科学技術の発達に主体的?創造的に対応して生涯学習を継続?発展させる態度を養います。
(5) 保健?医療?福祉の分野における多職種と協働?連携し、自己の専門性に対する誇りと責任感を持ち、看護の対象となる人々のニーズに可能な限り専心する態度を養います。
(6) 国内外を活動の場とできる国際的視野をもった専門職としての態度を養います。
(7) 研究的態度を身につけ、看護学を発展させ、看護の専門性を向上させていく能力を養います。